팀스토리2026年3月30日
スベ デザイナーダイアリー - ② 図面が空間になるまで
著者 · SPACEBASE

設計が終わったからといって仕事が終わるわけではない。むしろ最も多くの判断が積み重なる時間は、その後から始まるのかもしれない。現場に初めて足を踏み入れた瞬間、空間は図面上の線ではなく、実際の寸法と高さを持った実体へと一つひとつ変わっていく。壁が一つ立ち、天井構造が定まり、仕上げ材のサンプルが実際の光の下に置かれるたびに、デザイナーたちは図面と現実の間の隔たりを縮める作業を繰り返す。図面では見えなかったものが、そこで姿を現すからである。今回の記事では、着工以降から竣工まで、現場でどのようなことが起こるのかを追ってみる。

設計が確定すると、プロジェクトはある程度区切りがついたように見えることもある。しかしデザイナーたちにとっては、そこからまた別の時間が始まる。
現場工事が始まると、空間は図面上のイメージから実際の空間へと少しずつ形を整えていく。壁体が立ち上がり、天井構造が定まり、照明と仕上げ材が一つずつ居場所を見つける。この過程でデザイナーたちは現場を頻繁に訪れる。図面と実際の寸法が合っているかを確認し、施工チームとともにディテールを調整することもある。
図面では見えなかった状況が発生しないよう、2 mm以内の誤差も設計時にすべて確認しながら計画するのが、スベ設計チームの特徴である。仕上げ材ミーティングは発注元と事務所で一次的に進め、現場で二次的に進めることで、現場の感覚と異なる部分がないかを確認する。
WEEK 1 — 空間の骨格が立ち上がる:解体 & 構造工事

着工初週は、目に見える変化が劇的ではない。1〜2日の解体作業の後には、空間内部のインフラを構築する作業が進められ、主要工程の親方たち — 例えば電気、消防、通信、設備など、壁の中に隠される設備の作業が先行する。既存の空間がある場合は解体から始める。天井材を取り払い、不要な壁体を取り壊し、床をはがす。解体の後には、建築の見えていなかった部分や問題点が見えてくることもある。天井裏の配管は建築図面と異なることが多く、露出天井を計画した部分の照明設計を変更しなければならないこともある。
「では、この位置の照明計画を少し修正する必要がありそうです。」50mmの差である。しかし照明の位置が変われば雰囲気が変わり、雰囲気が変われば設計意図から遠ざかることがある。だからこそ、この段階での寸法の再確認は小さなことではない。工事初週は、空間を立ち上げるために、まず空間を正確に読み直す時間である。
WEEK 2 — 図面の中の壁が実際の壁になる:壁体 & 動線構成

壁体が立ち上がり始めると、空間は急激に変わる。昨日まで空っぽのように見えていた床が、今日は区画を持つ空間へと分けられる。空間にレイヤーが積み重なり、視線が届く部分が多くなって、空間は満たされることでより広く感じられるようになる。図面上では問題なく見えていた動線が、実際の壁が立ってみると違って感じられることがあるが、こうした場合は完工したプロジェクトを確認しながら、その時の寸法と現場の感覚で予測しながら進めていく。だからこそ内装は、多くの経験のデータが必要な職業である。
一人ひとりの身体のサイズが異なるように、空間は個人の基準で解釈してはならない。スベが常に人体標準寸法を覚えているのは、空間を多くの人が使ううえで不便がないように設計するためである。
WEEK 3 — サンプルは現場で見直さなければならない:仕上げ材確認 & 調整

色は時間帯、天候、照明などによって異なって見える。だからこそ基準は、空間に長くとどまる最もありふれた日に定めようと、雨の降らない昼の時間帯に仕上げカラーを確認する。東西南北と周辺の建物による光の影響まで、設計時にあらかじめ考慮する。
WEEK 4 — 工事は一人でするものではない:協力会社との調整

現場にはSPACEBASEチームだけがいるのではない。木工チーム、電気チーム、設備チーム、家具施工チームなど、複数のチームがともに動く。それぞれが担う工程が異なり、それぞれの日程がある。この人たちが同じ空間で同じ時間に作業をしなければならないとき、調整が必要になる。
同じ区域をめぐって複数のチームの作業が分かれるため、SPACEBASEの現場所長は全体の作業日程を管理する。照明配線が先か、消防配管が先か、そしていつまでにこの区域の配線と配管の作業を終えて木工チームが投入されるべきか、といった様々な工程の前後関係と日程を調整する。こうした工程管理が、結局は空間の完成度と完工日を左右する。工程の前後関係を明確に整理して現場の混乱を減らすことは、仕上げのディテールを高めることにもつながり、約束された期限内に最上の成果物を実現するためにも重要な過程である。
現場が始まると、デザイナーはデザインの意図を現場所長に正確に伝える役割を担う。SPACEBASEがデザインと施工をともに進める理由も、ここにある。一つのチームとして同じ目標へ向かって進むためである。もし設計と施工をそれぞれ別の会社で進めるなら、施工段階ではデザインの意図よりも見積もりや費用に重きを置いて作業が進められる可能性が高い。
WEEK 5 — 空間が完成する最後の瞬間:仕上げ & 竣工

工事の最終段階は、思ったより速く雰囲気が変わる。家具が入り、照明が灯る瞬間から、空間が「完成」のように感じられ始める。数週間、埃と資材の中でばかり見てきた空間が、初めて「空間らしく」見える瞬間だからである。その状態でも、デザイナーと現場所長はともにすぐ歩き回りながらチェックを始める。
「この照明、予想より少し強い気がするので、ディミングを調整してみましょう。」「家具の配置が図面と少し違って置かれていますね。こちら側へ20cmだけもう少し寄せてみます。」微妙な調整である。しかしこの最後の調整が、完工写真の中の空間の完成度を決める。空間が完成する瞬間は、図面ができあがる日ではなく、照明が初めて灯り、家具が居場所を定めるその最後の瞬間である。
空間は現場で完成する

一つの空間は、数多くの選択と調整の結果としてつくられる。設計段階で始まった悩みは現場で続いていき、小さなディテール一つまで積み重なって空間の完成度をつくり出す。
スベのデザイナーたちは図面を描くことにとどまらず、現場で直接確認し調整しながら、空間が設計意図どおりに実現できるよう最後までともにする。今回の記事を通して、空間が実際に完成していく過程を、もう少し近くから覗いていただけることを願う。
*写真・デザイン提供_スベ
設計段階から実際の施工まで続く過程をともに考えたいなら、スベとともにしてください。
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