인사이트2026年2月5日
オフィスデザインのムードを決める仕上げ材のすべて
著者 · SPACEBASE

室内インテリアの雰囲気を決定づける巨大なキャンバス、それがまさに『壁』である。しかしいざインテリアを始めると、見慣れない用語と数多くの仕上げ材の種類を前に、途方に暮れてしまうことも少なくない。今回の記事では、オフィス空間デザインに主に用いられる塗装、木材、ファブリック、フィルムなど、代表的な壁の仕上げ材の特性と施工のノウハウを集中的に取り上げる。素材ごとの特徴からSPACEBASEの実際の事例、細やかなTIPまで。自社のオフィスにぴったり合った衣装をまとわせるための、選択の基準を確認してほしい。

塗装(ペイント)
塗装は空間の背景をつくるうえで最も多く用いられる仕上げ方式である。室内インテリアでは、においが少なく乾燥の速い水性ペイントを主に使用する。SPACEBASEは基本的に、下地面を整える作業のあと、プライマーとシーラーを塗り、その上に上塗り(Top coat)を2回以上重ねる方式を推奨している。こうして塗膜の厚みを十分に確保してこそ、発色が鮮明になり、耐久性が高まるからである。

画像提供:SPACEBASE
どの種類を選ぶべきか迷ったら?『ペイントの光沢を決める』
ペイントは単に色をのせるだけにとどまらず、光沢と質感を通じて空間の密度を決定づける役割を担う。光沢度は、表面の光がどれだけ反射するかによって決まる。これは空間の雰囲気だけでなく、維持・管理のしやすさにもつながっている。室内インテリアでよく用いられる光沢の種類を簡単に見ていこう。

ペイント光沢度のスペクトラム。ペイントの光沢度によって空間の雰囲気が変わりうる。(画像提供:sherwin-williams)
✔️ つや消し / フラット(Flat):光沢がほとんどなく、光をやわらかく吸収する。壁面の微細な凹凸を隠してくれ、深く落ち着いた色合いを演出するのに最も適している。
✔️ エッグシェル:卵の殻ほどの、ほのかな低光沢である。空間に程よい活気を与えつつもまぶしさが少なく、モニターを長時間見つめる業務空間に最も安定した選択肢である。
✔️ サテン(Satin):真珠のようになめらかな中程度の光沢を帯びる。高級感のある印象を与えるが、汚れが生じた際の部分補修は、つや消しに比べてやや難しい。したがって、壁の状態が非常に良好な場合や、人の手が触れにくいポイント壁面に使用することを推奨する。

左からマット、サテン、グロスの光沢度を見比べることができる。(画像提供:sherwin-williams)
ひと味違う質感を求めるなら?『テクスチャーで立体的な表情を添える』
模様のないフラットに塗られたペイント仕上げが単調に感じられるなら、テクスチャーのある特殊塗装を検討してみるとよい。
✔️ ノーマルスプレー:アクリル系テクスチャー仕上げ材をスプレーガンで吹き付けて仕上げる。平面的なペイントとは異なり、立体的な表面の質感をつくり出すことができる。
✔️ スタッコ サハラ:アクリルレジンをベースに、不規則な砂粒の効果を出した仕上げ材である。自然に風化したかのような粗く高級感のある質感が、空間に重厚感を添えてくれる。

テクスチャーのある特殊塗装を活用して、さまざまな質感や雰囲気を生み出すことができる。(画像提供:テラコ コリア)
💡SPACEBASEチームの追加TIP パターンの強いテクスチャーを使う際は色合いを調整し、空間のなかで過度に際立たないようにする。逆に、色合いの強い仕上げ材を使う際は、パターンの単純なテクスチャーを選んでバランスをとる。このようにテクスチャーと色合いをともに調整しながら、空間全体の調和をとることができる。
✅ 実際の事例を見てみる
<STAR Law Firm プロジェクト>を通じて、さまざまなテクスチャーと色合いの塗装が用いられた事例を見てみよう!

画像提供:SPACEBASE
木材
自然素材ならではの深みのある色合いと木目は、空間に視覚的なあたたかみをもたらす。とりわけオフィスでは、モニターや電子機器など、冷たい金属やガラスが主体となりがちである。こうした環境において、木材は心理的な安心感を与える最も効果的な素材となりうる。
木材の特性を理解する
森や韓屋、古い寺院に足を踏み入れたときに感じる、あの独特のぬくもりを覚えているだろうか。木材はこのように、空間の『体感温度』をあたたかく変える力を持っている。冷たい空気を中和してくれるおかげで、多くのメンバーが集まって対話し関係を築くタウンホール、研修室、コミュニティラウンジなどによく活用される素材でもある。
近年では、木材が持つ『持続可能性(Sustainability)』の価値もまた再び注目を集めている。木材は、成長の過程で吸収した炭素を内部に固定して蓄える代表的な環境配慮型の素材である。つまり、オフィスインテリアに木材を積極的に活用しながら、炭素排出量を減らし、環境を思う企業の健全な哲学を込めることができる。

SPACEBASEチームは<Wanted コミュニティサロン プロジェクト>で木材を積極的に活用し、あたたかな雰囲気の空間を演出した。(画像提供:SPACEBASE)
自社の空間にぴったり合う木材は、どんな基準で選ぶべきだろうか?
木材は工業製品ではなく自然物である。だからこそ、同じ木の種類であってもわずかに色合いが異なることがある。望みどおりの色を正確に合わせるには、サンプルをやり取りしながら確認する過程が必要である。また木材は、生きた素材のように空間の温度や湿度に反応し、収縮と膨張を繰り返す。これは欠陥というよりも、木材固有の特性とみることができる。こうした特徴を考慮し、自社の空間が木材を活用するのに適しているかを十分に相談したうえで進めるのがよい。

💡SPACEBASEチームの追加TIP 木材は自然素材の特性上、微細な色合いの差が生じることがある。したがってSPACEBASEは、望みどおりの色合いとムードを正確に実現するため、施工前にさまざまなトーンのサンプルをやり取りしながら確認する過程を経る。また、温度や湿度によって収縮と膨張が起こる素材の特性を考慮し、あらかじめクライアントにこうした特徴を十分にご案内している。
✅ 実際の事例を見てみる
<Wanted コミュニティサロン プロジェクト>で木材が活用された室内空間の事例を見てみよう。

画像提供:SPACEBASE
フィルム
一般にシートと総称して呼ばれることが多いが、今回紹介する素材の正式名称は『インテリアフィルム』である。PVC(ポリ塩化ビニル)の裏面に粘着処理が施された専門の仕上げ材で、一般的なシートとは明確に異なる素材である。インテリアフィルムには、大がかりな工事なしに比較的手軽に雰囲気を変えられるという長所がある。高いコストパフォーマンスとインテリア効果のおかげで、オフィスをはじめとするさまざまな室内インテリアによく活用される。

インテリアフィルムは、さまざまなパターンや質感をリアルに再現することができる。(画像提供:studio periphery)
インテリアフィルムの特性を理解する
フィルムの最大の武器は、圧倒的な多様性である。近年では技術の発展のおかげで、実際の素材と肉眼で見分けがつかないほど精巧なクオリティを誇っている。あたたかなウッド、粗い質感のストーン、冷たいメタル、ファブリックやレザーまで。天然素材が持つ固有のパターンと質感をリアルに再現する。おかげで、コストや施工上の制約から実際の素材を使いにくい状況において、合理的な代替手段となりうる。

インテリアフィルムの長所は圧倒的な多様性である。さらに維持管理においても最大の強みを備えている。(ChatGPT生成画像)
オフィスや多くの人が行き交う環境において、フィルムは必須で活用される素材でもある。他の素材に比べて維持管理の最大の強みを持っているからである。塗装や壁紙に比べてスクラッチや打痕に強く、汚れがついても水拭きで簡単に拭き取ることができる。
こうした耐久性のおかげで、手垢がつきやすい廊下、エレベーターホール、給湯室、ドア枠などに主に適用される。また柔軟な素材特性ゆえに、木工や塗装で仕上げにくい曲面や丸い柱も、継ぎ目なくきれいに包み込むことができ、施工の過程においても効率的な素材である。
💡インテリアフィルムとシートの違いとは? 薄く破れやすいシートとは異なり、インテリアフィルムは厚みがあり表面強度がはるかに高く、スクラッチや汚れに強い耐久性を誇る。おかげでインテリアフィルムは、オフィスや商業空間の仕上げ材として申し分ない。
ファブリック
ファブリックは、美しさと機能を同時に手にできる仕上げ材である。硬い壁の代わりにファブリックをまとわせたとき、空間は単に見た目がよいというだけにとどまらず、五感を刺激する要素へと姿を変える。ファブリック仕上げの施工法は、大きく二つに分けることができる。
(1)グラスウールやメラミンフォームなど、音を吸収する内装材を布で包み、パネル状に貼り付ける方式
(2)壁面の上にファブリック生地をぴんと張って被せ、仕上げる方式
ファブリックの特性を理解する
ファブリックは、直接手で触れたときに独特の手触りを感じることができる。ならではのやわらかく厚みのある手触りのおかげで、空間に対する心理的な距離感を縮めてくれる。機能的には、不要な反射音を吸収して話し声の明瞭度を高めてもくれる。だからこそ、正確な意思疎通が必要な会議室や講義室などで、一般的な吸音材よりも審美性に優れた代替手段として活用される。とりわけ素材感の引き立つニュートラルカラーのファブリックを取り入れれば、まるで高級ホテルのラウンジに来たかのような、落ち着いた奥行きのあるムードを演出することができる。

ファブリック素材を壁面に活用したSPACEBASEチームの実際の事例。(左)UTC オフィスプロジェクト、(右)jujube ダイニングレストラン(画像提供:SPACEBASE)
重要なクライアントが滞在する空間に、なぜファブリック仕上げを推奨するのだろうか?
ファブリックは、音だけでなく光をも含み込む素材である。重要なクライアントを迎える大会議室や、プライベートな相談室にファブリック仕上げを推奨する理由も、ここにある。窓辺や照明が斜めに落ちる壁面にファブリックを配置すると、独特の織り感に応じて微細なキメの違いがあらわれる。これは、平面的な壁紙やペイントでは実現しにくい立体的な密度感を与える。おかげで、視覚的な高級感と聴覚的な心地よさを同時に提供する。
💡SPACEBASEチームの追加TIP ファブリック素材を活用すれば、音を吸収して防音性能とともに、独特の雰囲気を演出することができる。ならではのテクスチャーで高級感のあるムードを与えることができる。重要な顧客が行き交う大会議室や相談室のような空間だけでなく、窓から光が差し込むファブリックパターンウォールとして活用するのもよい。織りによる微細なキメの違いを選ぶことができ、高級感のある印象を同時に演出することができる。
壁は空間の最も広い背景であり、視線が最も長くとどまる場所である。だからこそ、どんな素材をまとわせるかによって、自社のオフィスの空気と業務体験が変わりうる。
単に見た目がよいというだけにとどまらず、音と光、そして機能まで。考慮すべきことが、途方もなく感じられるかもしれない。そんなときは、最も広い面である壁から悩みを始めてみてほしい。企業のアイデンティティと空間の使われ方にぴったり合った衣装をまとわせる過程の、第一歩となりうる。
SPACEBASEは、空間の目的と企業のカラーを深く考え抜き、数多くの選択肢のなかから最も最適な素材を提案する。自社にぴったり合ったオフィスインテリア、その悩みのはじまりを、SPACEBASEがともにお手伝いできる。
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